当院では、禁煙治療にも力を入れております。
今までに何度も禁煙をしようと試みた方も大勢いると思いますが、ご自身の力で禁煙するのは並大抵のことではないと思います。
自己努力での禁煙ではなく、当院にで「治療」としてのプロセスを踏んでいただければ、本当の禁煙ができると思います。
禁煙治療につきまして、ご不明な点があれば、
お気軽にお問合せくださいませ。
TEL:054-282-5525
喫煙は百害あって
一利なし
と言っても過言ではありません。
しかも、本人だけでなく周囲の人々までその害を広めてしまいます。
ここでは、喫煙がどれだけ悪影響を及ぼすものなのか確認してみましょう。
■脳への悪影響
タバコに含まれるニコチンは大きくとらえれば刺激物なので、体内に取り込まれると脳を刺激します。
次第に脳は刺激に慣れてしまい、刺激がなければ正常に機能しなくなってしまいます。
■最も悪影響を受けるのは「肺」です。
単純に、有害なものを肺に取り込むわけですから、肺に負担が掛かるのは当然です。
一般的に、タバコを吸う人と吸わない人では肺がんになる確率が約5倍の差があります。そのなかで肺がんで亡くなる方の約65%は喫煙者である報告もあります。
■タバコを吸わない人にも悪影響を及ぼします。
皆さんは、「受動喫煙」という言葉をご存知でしょうか?つまり、タバコを吸うあなただけでなく、家族や友人、同僚など大切な人たちもタバコの害を気付かないうちに共有してしまうのです。
■妊娠中の胎児への影響
妊娠中にタバコを吸うことにより低体重児や、妊娠合併症、早産、流産などの危険性は大幅にアップします。
仮に、妊婦がタバコを吸っていなくても受動喫煙により同様の危険性があることを意識するべきです。
上記に挙げた悪影響の例はほんの一部でしかありません。
できるだけ早いうちにタバコの呪縛から逃れて快適な生活を過ごすことをお勧めいたします。
よく「さぁ!禁煙するぞ!」と宣言した人がいつのまにかタバコを吸っている姿を見たことはありませんか?どれだけ禁煙を心に誓ってもなかなか実現できない方もいることでしょう・・・
禁煙は単純にタバコを吸うのを止めようとするだけでは難しいものなのです。
当院では、禁煙をするためには医学的な見地からしっかりとした計画とプロセスを経ることによる専門的な「治療」を行います。
それでは、禁煙治療はどのような流れで行われるのでしょうか?
■初診
■再診
開始日から2・4・8・12週間後(合計4回)
つまり、1回きりの説明だけでなく禁煙を成功させるために合計12週間の期間を要し、その経過を当院はモニタリングしていきます。
■禁煙宣言書
患者さんには、「禁煙宣言書」に署名していただき、その人を支援する人の署名もいただきます。
■禁煙日記
漠然と禁煙するのではなく、達成感を認識できるように禁煙日記を毎日記載していただきます。
■禁煙を開始する時期
お酒を飲むと自然にタバコが吸いたくなります。例えば、忘年会・新年会シーズンは禁煙をスタートするには厳しい時期です。患者さんにとって、どの時期にスタートすると良いかも考えていきます。
■禁煙がうまくいかなかった患者さんへのアドバイス
禁煙ができなかった患者さんには、そこで終わってしまうのではなく「どうして禁煙できなかったか」理由を一緒に考えます。その理由を考慮したうえで、禁煙することへの意欲を確認して再度継続するように提案いたします。
平成20年4月より、禁煙補助薬チャンピックス錠が日本でも承認されましたのでご案内致します。
チャンピックスは禁煙治療を目的に開発された日本で始めてのニコチンを含まない経口禁煙補助薬です。
高い禁煙効果をもたらし、禁煙治療の助けになると考えられます。
お薬での禁煙にご興味のある方は、お気軽に当院へお問合せ下さい。